フィジーというと、「南太平洋に浮かぶはるか遠い国」というイメージがあるかもしれません。しかし、直行便でも行けるようになり、時差も比較的少ないため、気軽に行けるリゾートとして旅行先の選択肢のひとつとなるでしょう。ここでは、現在利用できる日本からフィジーへのアクセスをまとめてご紹介します。
目次
直行便で行く
2018年より、成田空港とナンディ国際空港を結ぶ直行便が就航し、フィジーは以前に比べて訪れやすい目的地となりました。
フィジー・エアウェイズを利用する
フィジー ・エアウェイズによる成田ナンディ間の直行便は、現在、週に2便(繁忙期は週3便)就航しています。フライト時間は片道約9時間で、成田を夜に出発して翌日の朝にフィジーに到着します。復路は、フィジーを昼過ぎに出てその日のうちの夜に日本に到着するスケジュールです。
時差は、フィジーが3時間進んでいます(サマータイムは4時間)。
JALのコードシェア便を利用する
JALは2019年より、フィジー・エアウェイズと成田ナンディ間のコードシェア便を開始しています。スケジュールはフィジー・エアウェイズと同様ですが、マイレージを貯めたい場合などは、コードシェア便を選ぶのがおすすめです。
乗り継ぎ便を使って行く
乗り継ぎ便は直行便に比べて時間はかかりますが、搭乗日の選択肢が増え、往路または復路の途中でフィジー以外の国にも立ち寄れるという利点があります。また、他国の航空会社を利用することで、移動中から異国気分を味わうこともできます。
香港を経由する
日本から香港へのフライトは、複数航空会社による就航が毎日あります。希望日に合わせて日本を出発し、香港で数泊した後に、フィジー・エアウェイズを利用してナンディ国際空港に行くという行き方も可能性の一つです。
東京から香港までのフライト時間は約5時間、香港からナンディ国際空港までは約10時間です。
オーストラリアを経由する
オーストラリアでは、シドニー、メルボルン、ブリスベンの3都市からナンディ国際空港行きの直行便が就航しています。日本からのフライト時間は平均して10時間になりますが、いずれの都市も、オーストラリアの魅力を満喫するにはぴったりな立ち寄り先といえます。
フィジーまでのフライト時間は、シドニー発が4時間強、メルボルン発が約5時間、ブリスベン発が3時間40分程度です。フィジー・エアウェイズ、ヴァージン・オーストラリア、カンタス航空、ジェットスター航空のいずれかのフライトが毎日就航しているので、予定も立てやすいのではないでしょうか。
ニュージランドを経由する
ニュージーランドを経由する場合、日本からのフライト時間は、ニュージーランド航空を利用して11時間弱と長いですが、その分グッとフィジーに近づくことができます。ニュージーランドを観光した後に、オークランドから毎日就航しているニュージーランド航空またはフィジー・エアウェイズの直行便を使えば、わずか3時間でナンディ国際空港にたどり着くことができます。
目的に合った行き方を選ぼう
一般的なフィジーへの行き方をご紹介しましたが、もちろん、周遊国を増やしたり、直行便と乗り継ぎ便を組み合わせたりと、行き方のバリエーションは自由自在です。
はるか遠いイメージがあったフィジーも、直行便の就航や、その他の魅力的な都市に立ち寄りながら行くことができると考えれば、これまでよりも身近な国に感じるのではないでしょうか。
直行便と乗り継ぎ便との魅力を知った上で、フィジー旅行で重視したいことや目的と合わせて行き方を検討してみてください。