フィジーリピーターや海中の美しさにこだわりのある旅行者に絶大な人気を誇るヤサワ諸島。今回はヤサワ諸島の中でも、本島から日帰りで行くことができ、さらにサメと一緒にシュノーケリングができると話題のオプショナルツアーをご紹介します。
目次
海の透明度が高いと評判の「ヤサワ諸島」
フィジー北西部に位置する「ヤサワ諸島」は、約20の火山島から成る諸島群です。1980年公開の映画「青い珊瑚礁」の舞台としても知られており、手付かずの自然が多く残る美しい島々は、海の透明度の高さひとつを取ってもフィジーでトップクラスといわれています。
さらに、それぞれの島には、ホステルから大人限定の高級リゾートまで、さまざまなタイプのリゾート施設があり、マリンスポーツを楽しむ人や、ハネムーンカップル、そして多くの海外セレブにも人気があります。
ヤサワ諸島に日帰りで行けるツアー
ヤサワ諸島はフィジーの離島の中でも人気のリゾートエリアですが、本島からやや距離があるということもあり、ヤサワ諸島に行くためには宿泊付きのツアーに参加するケースがほとんどです。
そんな中、ヤサワ諸島の最南端「クアタ島」には日帰りツアーがあります。日帰りで行けるなら、忙しい旅行日程の中でも気軽に予定に組み込めますよね。そこで今回は、このクアタ島1日ツアー体験をレポートしていきます。
クアタ島周辺はサメが多く生息していることでも有名で、サメと一緒に泳ぐことができるダイビングやシュノーケリングが特に人気です。せっかくなので、今回はシャークシュノーケリング付きのツアーを選んでみました。
島にはたっぷり約5時間滞在。ツアー料金には、ホテルからの送迎、往復のフェリー代、ランチ、シャークシュノーケリング体験などが含まれています。
クアタ島への行き方
まずは当日の朝ホテルへ迎えのバスが来てくれるので、フェリーの出発地デナラウ港まで向かいましょう。
ポート・デナラウ・マリーナのツアーデスクでチェックインをして、フェリーに乗り込みます。出航時間は朝の8時45分。
数百名は乗れそうな大きめの船で、半地下の客室も広々としたつくりでした。フィジーの有名リゾート島を横に眺めながら進んでいくので、途中デッキに出て海風を感じながら旅を楽しむのもおすすめですよ。
デナラウからクアタ島まではフェリーで約2時間の道のりです。途中2つの島に停船しながら、今回の目的地クアタ島へ向かいます。
クアタ島に到着
島に到着する時には、リゾートのスタッフさんが歌でお出迎えしてくれていました。ちょっとしたことですが、こういう暖かさが嬉しいですよね。
クアタ島は、砂地が中心のママヌザ諸島のリゾートとは違い、火山島のゴツゴツした岩肌が見える山に囲まれ、緑も豊か。まさに手付かずの自然あふれる雰囲気です。
そして、海の透明度がびっくりするほど高く、この日はあいにく曇り空だったので、晴れた時にはより綺麗に見えるのかと思うと驚きです。
サメを間近に見る!シャークシュノーケリング
クアタ島に到着し、ウェルカムドリンクをいただきながら1日の流れの説明を受けます。そのあとは、いよいよシャークシュノーケリングへ出発です。サメが多くいるスポットまで小型ボートで移動し、シュノーケリングを楽しみます。
シュノーケリング中は、1〜2mほどのサメが目の前にたくさん現れ、綺麗なサンゴ礁や魚たちの動きに夢中になりながらあっという間に時間が過ぎてしまいました。なお、水深が深く足のつかない場所で行うため、泳ぎに自信のない方はライフジャケットを借りることをおすすめします。
ちなみに、シャークシュノーケリング体験をした人は、帰りのフェリーで修了証がもらえます。ヤサワ諸島観光の記念にもなりますね。
ランチバイキングとフリータイム
さて、1時間ほどのシュノーケリング体験のあとは、お楽しみのランチタイムです。ランチはバイキング形式で、ツアー料金に含まれています。
ランチ後、16時まではフリータイムとなり、参加者は思い思いに滞在を楽しんでいました。
クアタ島はアクティビティも充実しています。無料で体験できるのは、カヌーやシュノーケリング、パドルボート、島内ツアーなど。ダイビングショップもあるので、シャークダイビングやその他有料アクティビティの相談もできます。
プールやビーチでのんびり過ごすのもいいですし、また、地元の人が作ったハンディクラフトショップに立ち寄るのも良いでしょう。
ヤサワ諸島の自然を満喫
フィジーのリゾートの中でもとりわけ海の綺麗さが有名なヤサワ諸島。実際に行ってみたら、開発されたリゾートというよりも、自然とうまく共存している「秘境」のような印象を受けました。
ヤサワ諸島の中でも、クアタ島に行くなら、サメと一緒に泳ぐツアーにはぜひ参加してみてください。ここでしかできない経験がきっと待っているはずです!